風通しのいい人生

クリスチャンライフについて語る、祈る。

マイノリティを生きる。ークィーンのフレディー・マーキュリーと一緒やでー

映画「ボヘミアン・ラプソディ」は、クリスチャン目線で見ても、本当に見ごたえのある、考えさせる、そして感動する映画だったと思う。

 

私は学生時代、友人がクィーンのファンだったので、特にデビュー当時のアルバムとかは聞かせてもらったことがあったりしたけど、メンバーの出身とか人となりについてはよく知らなかったので、映画を見て

へええー

ふうーん

そうやったんやー

など、思うところが多かった。

 

まず、フレディー・マーキュリーのご両親がイギリス出身じゃないなんて、まったく気もつきませんでした。

それに、ゾロアスター教

歴史で勉強したことはあったけど、いまだに信徒さんがいるなんて、そしてそれがフレディー・マーキュリーのご両親とは、また、彼自身もその流儀でお葬式を行ったことなど、まったく存じませんでした。

彼は、そんな自分の出自を結構隠してたのかな、と想像します。

名前を変えたのもそうだし。

ゲイを公表しなかったのは、時代性もあるかなとは思いますが、ファンと自分との間に、その情報はあんまり必要ない、ファンと自分を隔てそうな情報は、極力避けたかったのかな、純粋に音楽で交流したかったんじゃないかな…ってのが、ワタクシの想像です。

 

私は、自分がクリスチャンであることを隠してはいないけど、すごく積極的に語ったりしないことも多いです。それって、上述のような心理です。

自分と一緒に働く人と自分との間に、なんかその情報が邪魔をしてしまうんじゃないかと思うんです。もちろん「宗教勧誘をするな」と、入社の時の契約にあったのも影響してますが、私は「ワタシ、クリスチャン」という情報以外に、「糖尿病患者です」とカミングアウトをして周囲の理解をもらわないといけない情報もあって、それだけでも伝えて理解してもらうのに気苦労が多い、なのに、その上キリスト教信者だ、どうこう言うのがちょっとめんどくさいと感じたりする。

 

日本でプロテスタントの信者で、毎週教会に通っているのって日本人全体のせいぜい0.2%くらいのことらしい。

私はそのマイノリティーに入る。

夫が中国人。これもマイノリティ。

糖尿病。これは数が多いよな。

 

フレディーの家はゾロアスター教、イギリスでのマイノリティーだ。

私はクリスチャン。日本でのマイノリティーだ。

 

そういう点で、私は、フレディー・マーキュリーが生きた、マイノリティとしての人生を生きている。

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猫好き。

これは多数派に入るよね。

 

仔羊おばさん