昨日、「逆転人生」を見た。
「宗教2世」と言うのだ。
私の子供もいうなれば「宗教2世」だ。
当人が嫌だと思っているなら、これほど困ったものはない。
洗脳は恐ろしい。
番組を見て、いろいろ思った。
この番組で出てくる「宗教」は、たぶんキリスト教の異端宗教で、具体的な教団名もワタクシはほぼ間違いなくわかっているけど、書くほどの必要もないだろう。
だけど、キリスト教についてあんまり知らない人がこの番組を見たら、
「アーメン」って言ってるし、区別がつかないと思うので、
ワタクシのような信徒にしたら、「頼むやめてくれ!」というカンジではあった。
異端とそうでないキリスト教は「似て非なるもの」であって、根本的に持ってるものが違う。
でも、共通項もあって、ワタクシ自身は反省するところもあった。
特に「正しい、正しくない」でものを見がちというのは、ワタクシの通う教団でも陥りがちだと思う。
やはり「罪」とは何なのかと考えると、神の前に正しい、正しくないが出てくるからだ。
しかし、聖書には
「義人はいない。一人もいない」と書かれており、「人間である」という時点で全ての人が罪人である、というのがワタクシの属するプロテスタントの教えである。
正しいと思われる人でも罪を持っている、と考えているのです。
だから、教会に通っていようが伝道してようが牧師であろうが、みんな罪人です。そういう点は、昨日のテレビに出てた教団と一般のキリスト教は根本的に違うと思います。
ただ、「正しいかどうかについて考える」と言う点では共通してます。
この「罪」をわかりやすく理解しようと思ったら、きっと三浦綾子「氷点」を読むのが近道かとワタクシは思います。
とにかくいろいろ考えさせられました。
また書きます。