このブログは、クリスチャンとして聖書の言葉の紹介、クリスチャン生活でのこと、あとは人の悩みに寄り添うことができたらいいなあ、という気持ちで始めたブログです。
今日は本の話です。
NHK教育テレビ(Eテレ)で「100分de名著」という番組があります。いろんな名著の紹介をしてくれて、自分では選ばないような本も紹介してくれるので、楽しみに見ています。
実際に読む時間を取れないことが多くて、全部読むことは正直、できていないけど、いい番組であることには変わりありません。
来週からは「カラマーゾフの兄弟」という大作の紹介が始まります。
ドストエフスキーの書いた作品ですが、私は何回か読んでいるので、とても楽しみです。
ただ「読んだ」といっても若い時はただ字面(じづら)を追っただけで、実際に「読んだ」とは言えなかったと思います。登場人物をざっくり知っただけ。
結婚して子供も産んで、仕事もある程度やって、クリスチャンになって聖書の理解が深まってからは、確かに「読んだ」と言える段階にきたと思いました。
こうして、実際に作品を読むことはとても意味があると思っています。
仮に、本当に理解していなくてもいい。
若い頃にはストーリーもはっきりしなかったのが、徐々に話の筋がわかった、次には作者の書きたかったことがつかめた、もしかしたら次には「感動」できるかもしれない。
この作品は、夜のドラマにもなっていました。
DVDが出ています。
林遣都さん、斎藤工さんが出ていて、難解なこの作品がぐっと身近になりました。
よく、子供と一緒に見たなあ。
( ̄ー ̄)
このドラマや、来週からの解説はとっても助けになると思います。
でも、やっぱり自分で実際に読まないとね。
「カラマーゾフの兄弟」も、もう一度読んだら、また別の思いが出てくるかもしれません。
私としては、もしも初めてロシア文学とかドストエフスキー作品とか読むんだったら、これじゃなくて「罪と罰」をお勧めします。
ストーリーやコンセプトがストレートで分かりやすいです。
考えさせるテーマでもあり、そして最後には「救い」もある。
仔羊おばさん