今年2021年、感謝だったことを3つ書いておきたいと思います。
1.息子と一緒に教会に通うことができました。
次男が統合失調症の診断を受けたのは2020年の夏のこと。
2021年の初めはまだまだ症状が残っていて、ぼーっとしていることも多く、大学の復学について祈って少しずつ模索するところから始まりました。
でもお医者さんは「絶対無理」とおっしゃってました。
祈って歩き始めるときって、何か平安はあっても確信まではない…。
そういう中で歩き始めることが多いですが、2021年当初もそんな感じでした。
幸い、大学は規模が大きいところで、障がいのある学生を支援する部署もあることがわかり、連絡を取ったのは2月くらいのことでしたか。
何とか医者のOKももらい、復学を決めました。しかしぼーっとしてることも多かった次男です。
礼拝にも一緒に通うようになりました。
コロナ禍もあって、オンラインの授業が多かったのも幸いしましたが、春に復学した時は、オンラインは起きているのがしんどそうでしたね。
礼拝も、起きているのはまれでした。
しかし少しずつ、起きていられる時間は伸びていきました。
9月に前期の単位が取れたあたりからは、少し自信もついたせいか、理解力も少しましになり、最近は礼拝のメッセージもわかるようになってきています。
本当に感謝です。
病気の時に次男は、かなり盗み(万引き)を働いており、後悔の念が消えずにいました。
それで、牧師先生に一度祈ってもらいました。
最近は日曜の礼拝はすっかり習慣づいています。
長らく教会からも信仰からも離れていた次男です。
そのあげく病気になってしまい、障がいを得て、それはそれで後悔するようなことではありますが、いつかきっと「あの時病気になってよかったね」と感謝できる日がくることを信じたいと思います。
時々は教会でドラムが叩けるまでに回復してきています。
2.長男の結婚
なんと、次男の病気の影で、というべきか並行して、というべきか。
長男は着々ととある女性と交際を続け、結婚を考えていたのです。
お相手をうちに連れて来て、一緒に食事したのは3月。
ご両親と会食したのは5月。
二人が入籍したのは8月。
一緒に生活を始めたのは10月。
トントン拍子な1年でしたよね。
親としては二人仲よく、生活のペースを進めていくことができるよう、祈るだけです。
奥さんはクリスチャンじゃないので、そういう点は私には懸念材料ですが、そもそも長男自身の信仰の問題なので、それもただ祈るだけです。
長男は教会からも信仰からも離れていますから。
でも、神様にゆだねています。
3.仕事を辞めることができました。
3番目に自分のことであります。ついに、仕事を辞めることができました。
仕事は神様から与えられた使命であるので、それを「辞められた」など言ってはいけないかもしれません。
でも、働いていた会社の休みが少なすぎて、気分的にもしんどいことが多く、教会に行ってもものすごく暗い気持ちでした。
仕事を通じて、自分の信仰のメッキははがれて、ほんと、自分はあかんなと思いました。敗北感いっぱいです。
上司を愛することはできなかったし、人を裁く気持ちで心はささくれだっていたし、感謝も湧いてこないし、辛い気持ちばっかりでした。
神様を信じると言いながら、そんな体たらくです。
仕事を辞めて、徐々にですが暗い気持ちは消えていき、今は感謝することができています。
やっとほっとして、毎日充実しています。
これからまた、神様の使命、神様からいただいた仕事なら感謝して積極的にやりたいと思います。
仔羊おばさん