自民党の総裁選に石破さんが立候補して以来、ワタクシの知り合いクリスチャンの中に
期待の目
を注いでいる人が結構います。
その石破さんが首相になって大喜び。
なんでも、石破さんは4代目クリスチャンなのだそうです。
ワタクシも洗礼を受けた当初(もう40年近い前になる)は、そういう期待を持ったことがありました。
何と言いますか、クリスチャンにとってはクリスチャンが「まともな価値観を持ってる人」と信じられる存在なので、当然そういう方に上に立ってもらいたい気持ちがあるのです。
例えば社長とか直属の上司がクリスチャンだったら、価値観が似てるのでもうちょっと働きやすくなるんじゃないかと期待するわけです。
だけどもです。
例えばアメリカの大統領はクリスチャンが多い。
例えば台湾だって少なくない総統がクリスチャンだったりしました。
中には本当に立派な方もいましたけど。
まーワタクシはそういう「クリスチャンが首相になった」と喜んでいる方にちょっと水を差すようで悪いんですけど、クリスチャンが「長」になったところで、結局失望が待ってるんじゃないかと思います。
クリスチャンの政治トップが絶対に戦争をしないのか?
クリスチャンの政治トップが絶対に嘘をつかないか?
クリスチャンの政治トップは絶対に汚職とは無縁なのか?
残念ながら、どの質問の答えもNOですよ。
だから、「クリスチャンが総理になった」と今喜んでるクリスチャンは、やがて深い失望を感じる時が来るんじゃないかとワタクシは思っています。
クリスチャンは神様を信じていても、
神様ではない
から、やることなすこと「聖」であるとは限らない。
職場の上司もしかりで、企業にあって業績を追いかけさせられている限りは、いかにその方が信仰の篤い方で大局を見ている方でも、当面の業績のために働かざるを得ない。
すると、必ずしも「理想の上司」みたいにならない。
そんなわけで、ワタクシは
そのうち失望するでえー
(。-∀-)
と、いう感じであります!
仔羊おばさん