先日、世界平和統一家庭連合についに解散命令が出ましたね。
宗教法人にこれが出るということは、まず本来、考えられないことですから、信者の方々は、ある人は怒りを感じ、ある人は悲しみを抱いておられるでしょう。
ワタクシ自身、日本の宗教法人であるキリスト教会の信者です。
洗礼を受けて39年が経ちました。
なので、世界平和統一家庭連合内部でどんなことになっているのか、幾多の違いはあれどおおよそのところは想像がつきます。
宗教法人が解散を命じられても、信教の自由は認められていますから、礼拝をおこなったり、信徒同士が集まったりすることは継続できます。で、これを認めないとなると隠れてこっそり集会を持ったりするから、認めないというのは逆にだめですよね。
献金についても、世界平和統一家庭連合を通じてどうのこうのはできなくなるでしょうけど、「会費集める」というようなことは、別に同窓会とかでもやるようなことですから、可能であると想像します。
もしもこれが自分の所属する教会・教団に起こったとしたら……。
まあ、いろいろ考えられます。
1.信仰生活を続けるかどうか?
続けたいと考える信徒のほうが多いと予想します。今、日本で「ただなんとなく教会に通っている」という成人はそう多くないと思います。そこまで宗教生活が日常に入り込んでいる社会じゃないですからね。もうすでに「幽霊信徒」で、教会に通っていない方は別に解散命令が出ようが出まいがどうでもいいでしょうし。なので、「自分は信徒」という認識でいる方は今後も信仰生活を続けたいと願われるのではないでしょうか。
2.献金について
これは、今までと同様続けないと罪悪感が残る人もいるでしょうね。
ただ、それがどの程度なのかは、ワタクシには想像ができません。
これは「献金とは何か」という問いに対しての答えが、実は信徒によって異なるのではないかと思うからです。
例えば、私などは別に、献金の行き先が教会でなく公益的なところ(地震の被災地や生活に困窮している方のところに使われるものなど。例えば赤十字とか飢餓対策や国連機関など)であれば、それは「献金」だと思っています。少なくとも捧げる思いとしてワタクシは変わりがありません。
突き詰めて献金について考え抜いている信徒って実はそんなに多くはないんじゃないですかね。
かつて拙ブログでも書きましたが、実際、教会の献金の大部分って会堂建築の建築費、土地代、その維持と牧師さんたちへの謝礼であろうと思います。もしかしてこれに韓国への送金が加算されていたかもしれませんが、信徒にとって献金の行き先は実は「ここでないと嫌」とか「このためだけに使ってほしい」とか考えず、「神様に捧げる」と認識していると思うんです。
それが「献金」と呼ばれるものかどうかは、お金の行き先によって決まるのじゃなく、自分が「これは神様に捧げる」と、自分の手元を離れる時に意識してると言えばわかってもらえるでしょうか。
でも、この点については、世界平和統一家庭連合の一般信徒の方もこれを契機に考えたほうがいいのじゃないでしょうか。
ちょっと厳しい言い方になってしまうので申し訳ないんですけど、解散命令なんてそう簡単には出るものじゃありません。世界平和統一家庭連合に対してこの厳しい命令が出たことについて、なぜ出たのかということを、少し立ち止まって考えてみたほうがいいというのがワタクシの考えです。
3.心配しなくていいこと
もしもワタクシが解散命令の出た世界平和統一家庭連合の信徒だったとして、信仰を持ち続けることは、それはあまり心配しなくていいことだと思います。
まず、信教の自由は認められています。
聖書を読むこと、祈ることは可能です。
伝道は世界平和統一家庭連合に導くことはできなくなりますね。
でも、神を愛することと人を愛することはできます。
4.心配なこと
もしもワタクシだったら、最も心配なことはお墓の問題です。
世界平和統一家庭連合では、お墓はどうしているのかな?
もしもワタクシの教会に解散命令が出たら、お墓はどうなるのかな?と心配になります。
ちょっと正直に言うと、実は教会堂以上に懸念されることです。教会の土地と建物を整理(つまり売却)してしまった後、すでにお墓に入っている人もいるだろうし、そのお墓はどうなるのでしょうね?
お墓の維持管理費は解散後、どうするんでしょうか?
もしもワタクシの所属教会に解散命令が出たら、きっと心配なことはこれですねえ。
その次に、今後教会に通いたいかどうか結論を出さないといけないとしたら、それは悩ましいですね。

まあ、一般信徒の方は、この際、自分に正直に道を選べばいいんじゃないかと思います。余計なお世話と言われそうですけど、「ほかの信徒がこうするから自分もそうする」「牧師さんがこう言うから、自分はそれに従う」はやめて、それこそ祈って神様の示されるように行動していくのが納得がいくかもしれません。
仔羊おばさん