今週のお題「お気に入りの飲み物」
いや別に、私自身それが気に入ってんのかというと別に全然気に入っていないし、
ほな聖餐式の時にうちの教会でそれを飲んでんのかというと、実際、飲んでないし。
という、聖書最強の飲み物、それは
ぶどう酒
いやもう、ほんまええわ、この「お題」。楽しいです。
「ワイン」と呼ばずにずーっと「ぶどう酒」と呼んでいるあたりに、日本のクリスチャンの矜持(きょうじ)みたいなモノを感じ、私なんかちょっと面白いな( *´艸`)なんて思っちゃうんですけど。
教会では、大抵月に1回、「聖餐式」と呼ばれる儀式を行います。
新約聖書に、イエス・キリストが「私を記念してこれを行いなさい」というのが記されていて、種を入れないパン(種って発酵させるもののことで、なんかひからびた味のない薄せんべいみたいなのです)を食べぶどう酒を飲むのです。でも、めっちゃちょっとだけなの。
この写真だと「種をいれないパン」がまるでクラッカーみたいでおいしそうですね。
私の教会では、プロテスタントでスウェーデン系なんですが、宗派的に飲酒を推奨していないので、ぶどう酒じゃなくて、ぶどうのジュース(そこらのビジネスコンビニかスーパーに売ってるやつ)と、正真正銘食パン(種、入ってんで。これもスーパーとかで売ってる安モンやと思う) ( ̄▽ ̄) でやっている。
聖書の中にも、新しいぶどう酒は古いぶどう酒は古い革袋に入れてもいいけど、新しいぶどう酒は新しい革袋に入れないと破けてしまうで、とか(すみません、聖書に関西弁で書いているわけではないけど)、「私はぶどうの木で、あなた方は枝です」(「わたし」はイエス様のことよ)という言葉もあるなど、
ぶどう
も結構イイカンジに出てきます。
イエス様が最初に行った奇跡も、結婚式で「水をぶどう酒に変えた」ことだったんですよ。
ぶどうって食べるのがめんどくさくて(特に粒のでかいやつ)、あんまり食べないんですけど、聖書の言葉は大好きだし、ぶどうを食べたりぶどうのジュースを飲んだりすると若干自分がいいカンジに思えてきます。
イエス様も「私を記念して…」という飲み物がぶどう酒だったということは、
イエス様「イチオシ」のドリンク
だった、ということですね。
仔羊おばさん