生きるのが辛い時、心に染みる聖書の言葉10選を紹介します。
「好きな聖書の言葉」はたくさんありますが、今回は本当に辛い時に助けになるものを選んでみたいと思います。
1.マタイによる福音書5章
悲しむ者は幸いです。その人は慰められるからです。
柔和な者は幸いです。その人は値を相続するからです。
義に飢え乾いている者は幸いです。その人は満ち足りるからです。
ー略ー
わたしのために、ののしられたり、迫害されたり、また、ありもしないことで悪口雑言を言われたりするとき、あなたがたは幸いです。
喜びなさい。喜びおどりなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのだから。
2.マタイによる福音書6章
空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。
あなたがたのうちだれが、心配したからといって自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。
なぜ着物のことで心配するのですか。野のゆりがどうして育つのか、よくわきまえなさい。働きもせず、紡ぎもしません。
しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を極めたソロモンでさえ、このような花の一つほどにも着飾ってはいませんでした。
きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに装ってくださるのだから、ましてあなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか。信仰の薄い人たち。
そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。
ー略ー
だから、神の国とその義をまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。
だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に十分あります。
3.コリント人への手紙第二 1章
神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。
次は少しブラックかもしれません。でも、私自身が上司にいじめというか、辛く当たられた時に心に響いた言葉です。
4.詩篇第23編
私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、
私の頭に油をそそいでくださいます。
私の杯は、あふれています。
5.詩篇121編
見よ。イスラエルを守る方は、
まどろむこともなく、眠ることもない。
主は、あなたを守る方。
主は、あなたの右の手をおおう陰。
昼も、日が、あなたを打つことがなく、
夜も、月が、あなたを打つことはない。
主は、すべてのわざわいから、あなたを守り、
あなたの命を守られる。
主は、あなたを、行くにも帰るにも、
今よりとこしえまでも守られる。
6.ガラテヤ人への手紙5章
善を行なうのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります。
7.コリント人への手紙 第一 10章
あなたがたの会った試練はみな人の知らないようなものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることのできないような試練に会わせるようなことはなさいません。むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。
私は、下記のエピソードも好きです。自分自身がハンナのように祈っていたこともあります。
8.サムエル記 第一 1章
ハンナは答えて言った。「いいえ、祭司さま。私は心に悩みのある女でございます。ぶどう酒も、お酒も飲んではおりません。私は主の前に、私の心を注ぎ出していたのです。
このはしためを、よこしまな女と思わないでください。私はつのる思いといらだちのため、今まで祈っていたのです。」
9.申命記31章
強くあれ。雄々しくあれ。彼らを恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主ご自身が、あなたとともに進まれるからだ。主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。
旧約聖書に出てくる「ダビデ」という人は何度も命の危険に遭い、裏切りにも遭い、自分自身も罪を犯し、ものすごく苦しい生涯を送っています。
詩篇には、そんな彼の苦悩、苦しみ、叫びが多く書かれています。
今、辛さの中で苦しんでいる人は、きっと彼の苦しみがリアルに迫ってくるのではないでしょうか。チャンスがあれば、一度ぜひ読んでみてください。
10.箴言15章
わずかな物を持っていて主を恐れるのは、
多くの財宝を持っていて恐慌があるのにまさる。
本当は、聖書の言葉は一部分を切り取って読むより、長い話の中で読んだ方が意味がわかりやすくなります。
ともかく、皆様に解決、慰め、幸福、希望が訪れることを祈っています。
仔羊おばさん