例えばですね。
今月収入が爆アガリして、急に大金が手に入ったとして。
でも特別献金にしろ十一献金にしろ、ちょろまかすというか、ごまかして通常と同じ額の献金をすることは可能です。
でも、なんでやらないのか?
について今日は書きます。
でも、これを書くと「2つめの聖書個所」は、イエス様が天に上げられてから始まった「初代教会」はなんか「カルト的」に思えます。
少なくとも先日NHKの番組でやってた「カルトと伝統宗教の違い3つ」の中の一つ「脅しの有無」について、
このエピソードって脅しあるいは恐怖心を起こすエピソードではないかな?
(。´・ω・)?
と、感じます。
さて、献金をちょろまかさない聖書的な根拠は2か所あると思います。
うそをついてはならない
です。
これは翻訳によっては「偽証をしてはならない」になっているので、私なんかは
どっちやねん
(。-∀-)
大分違うでしょ。
と感じるのですが、とにもかくにも基本的に
ウソはいかん
ということです。これは、他の宗教でもそうだと思うし、道徳的にも推奨される行為ではありません。
何を信じていてもいなくても、正直に生きることは尊いし、胸張って生きていくには大事なことですよね。
そしてもう一か所。
新約聖書の「使徒の働き」あるいは「使徒言行録」という一篇にそのエピソードがあります。
抜き書きします。
彼らの中に乏しい者は、ひとりもいなかった。
地所や家屋を持っている人たちは、それを売り、売った者の代金をもってきて、
使徒たちの足もとに置いた。
そしてそれぞれの必要に応じて、だれにでも分け与えられた。
以上「使徒言行録」4章34~35節
ここで一言ワタクシなりに補足すると、初代教会の一番初め、イエスを神の子と信じる者たちがグループを形成し始めた時点では、このグループはまるでかつての「オウム真理教」みたいな共同生活だったようです。
とはいえ「出家」というような文言はないので、概念が違うのかもしれません。そのあたり、ワタクシは牧師ではありませんので、間違っていたら本当にすみません。
次、4章の最後らへんは飛ばして、5章に続きます。
ところが、アナニヤという人は、妻のサッピラと共謀して、その代金をごまかし、
一部だけを持ってきて、使徒たちの足もとに置いた。
そこで、ペテロが言った、
「アナニヤよ、どうしてあなたは、自分の心をサタンに奪われて、聖霊を欺き、地所の代金をごまかしたのか。売らずに残しておけば、あなたのものであり、売ってしまっても、あなたの自由になったはずではないか。どうして、こんなことをする気になったのか。あなたは人を欺いたのではなく、神を欺いたのだ」。
アナニヤはこの言葉を聞いているうちに、倒れて息が絶えた。このことを伝え聞いた人々は、みな非常なおそれを感じた。
それから、若者たちが立って、その死体を包み、運び出して葬った。
三時間ばかりたってから、たまたま彼の妻が、この出来事を知らずに、はいってきた。
そこで、ペテロが彼女にむかって言った、
「あの地所は、これこれの値段で売ったのか。そのとおりか」。
彼女は「そうです、その値段です」と答えた。
ペテロは言った、
「あなたがたふたりが、心を合わせて主の御霊を試みるとは、何事であるか。見よ、あなたの夫を葬った人たちの足が、そこの門口にきている。あなたも運び出されるであろう」。
すると女は、たちまち彼の足もとに倒れて、息が絶えた。
そこに若者たちがはいってきて、女が死んでしまっているのを見、それを運び出してその夫のそばに葬った。
教会全体ならびにこれを伝え聞いた人たちは、みな非常なおそれを感じた。
使徒言行録5章1節~10節
まあ、自らの良心の呵責に耐えかねて死んだのか、解釈はいろいろあるでしょうが、
私だってこの個所を読んだら怖いと思いましたよ。
こういう聖書の個所を読むと、献金をちょろまかそうなどとは思わなくなりますよね。
うん、初代教会はなんかやっぱカルト的です。
でも、やはり「脅し的」と感じられるせいなのかどうか、日曜の礼拝などでこの個所を取り上げて、だから献金ちょろまかすなよ、とか、そういうメッセージを教会で聞いたことは、ワタクシはありません。
( ̄ー ̄)
まあそんなこんなで献金をちょろまかす信徒はそういないと思います。
でも、ちょろまかしたとしても急に死んだとか、そういう話を聞いたこともありませんが。
さて、次回からいよいよキリスト教の本質に迫っていこうと思います。
こうして「献金」について書いていても
なんか違う!
なんか違う!
(; ・`д・´)
違うのです!
キリスト教、とは、なんかみんなが考えてるのは違うんです。
「献金」の前提にある「生き方」、人生観が違えば「献金」そのものが違ってくるのです。
次回更新がいつになるかはお約束できませんが、
次回のブログは絶対にお読みいただきたいです。
お願いします!
<(_ _)>
仔羊おばさん