世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に解散命令が出る方向が決まったとのことです。
けれども、旧統一教会の霊感商法及び高額献金については、ワタクシが洗礼を受けた35年くらい前でもすっごい大問題だったのですよ。
だから、なぜ今になって?
(。´・ω・)?
と感じているクリスチャンは少なくないと思います。
遅い、って感じるのです。
前回のブログでも、「カルト」の3要件について書いたのですが、
では、何をもって「霊感商法」と呼ぶかなど、宗教については微妙な問題が結構あります。
同じ「献金」で、キリスト教の献金と世界平和統一連合の献金は何が違うのか、また神社のお賽銭などと比べて、どこに違いがあるのか。
いくらまでが常識の範囲内で、いくらからが「法外」となるのか。
礼拝献金はだからこそ「意味のわからない方は献金しなくてもかまいません」というアナウンスを教会ではしてると思うのです。
強制しない、ということですね。
霊感商法ではお寺などで売っているお札の類やお守りなどがひっかかってくるでしょうか?
いくらまでなら許されて、いくらからなら「霊感商法」となるのか。
これについても強制の度合いが違うのかもしれませんが……。
と、いうように宗教関連は線引きが難しい。
それゆえ、政治もタッチしにくかったのだろうと想像はしますが、しかし破産に至ったというご家族などにとって、今回の解散命令はですね……。
遅きに失した
というのが正直な感想なのではないでしょうか?
もちろんこのことを機に「カルト」がなくなればいいなとは思っています。
けれども「カルト」がなくなることは残念ながらないとも思います。
次回はそのことが書ければ。
仔羊おばさん